日本(FIFAランキング18位)がブラジル(同6位)に1-2で屈した。前半29分にMF佐野海舟(25=マインツ)が先制点を奪ったものの、後半10分に同点とされると、後半アディショナルタイムの50分にFWマルチネリ(アーセナル)に決勝点を奪われた。

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サポートプレーヤーのDF吉田麻也(37=LAギャラクシー)が取材に応じ、代表チームの変化や今後などを語った。

試合終盤、サッカー王国との延長戦も期待された好ゲームを展開した代表選手たちをスタンドで見守る吉田の目には涙があった。

「ほぼ90分以上、ブラジルと1対1でガチンコでここまで来られたのは、間違いなく進歩の表れだと思うんですけど、もう1個の差は大きい。これから突き詰めていかないといけない。ここで終わるチームではない。ここさえ突破できればもっと上にいける」とチームの成長をかみしめていた。

自身も主将を務めた2022年W杯カタール大会を含め森保一監督と8年間を過ごした吉田。「チームは生き物」と表現しながら日本の成長の理由をこう口にした。

「この8年間はアップダウンのダウンが少ない。それは森保さんが凡事徹底をして規律を作り上げてやってきたことで選手たちがやるべきことを理解していることが大きい」。

強豪国に果敢に挑むだけの力をつけられたのは、不変のチームカルチャーや哲学を地道に育ててきたから。吉田はさらにこう言う。

「作り上げた基準は仮に監督が代わったとしても継続しないといけない。外国人監督が来てもその文化を維持しないといけない。自分たちのやるべき形、基礎の部分は力強く根付いてきていると思う」。

5月31日の国際親善試合のアイスランド戦に続き、スタッフの一員としてチームに同行した経験には「僕は恵まれているな」と答えた。

当初は現役選手としてW杯のピッチに立ちたい思いが先行していた。

しかし、「途中から徐々に『とにかく勝ってくれ』って気持ちが強くなって初めて(鈴木)唯人が出た時は人が出てあんなに喜ぶことは二度とないだろうなと思った」。

今後の現役生活に関しては「僕はほら、しっかり(アイスランド戦での)花道で送り出されているので。ここからどうですかね。分かりません」と話して会場を後にした。

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