フィギュアスケート男子の19年ジュニアグランプリファイナル王者、佐藤駿(18)と22年インターハイ女王の住吉りをん(18)、同じく全国高校スケート選手権の女子で3年連続表彰台の実績を持つ江川マリア(18)が7日、東京・日本武道館で行われた明大の入学式に出席した。

埼玉栄高から政治経済学部に進学した佐藤は「2月に(脱臼癖がついていた)左肩を手術しました」と報告。北京オリンピック(五輪)男子フリー当日の2月10日で「全身麻酔から目が覚めたら結果が出ていました」という。

同い年の鍵山優真(18=オリエンタルバイオ)が銀メダルを獲得し、羽生結弦(27=ANA)はクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)が世界初認定されていた。「優真、すげえなと。羽生選手も大舞台で4回転アクセルにチャレンジされていた。自分も、あの舞台で戦える実力まで伸ばしていきたい」と、刺激を受けるとともに再起を誓った瞬間となった。

世界ジュニア選手権(13~17日、エストニア)の代表にも選ばれていたが「それを待つと新シーズンに間に合わないので」と辞退。「今はリハビリ中です。本格的なジャンプの練習などを再開できるのが4カ月後の6月。そこから戻していって次のシーズンは、けがなく終えたい」と語った。

大学4年時には、次の26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪を迎える。「優真たちと一緒にミラノへ行けるよう頑張りたい」と初々しいスーツ姿で抱負を口にしていた。【木下淳】