3連覇を目指すトヨタ自動車と王座奪還を目指すENEOSが開幕戦で激突し、トヨタ自動車が白星スタートを切った。大神雄子新監督は初陣を快勝で飾った。

トヨタ自動車は序盤から堅い守りが光り、前半を終えて39-20と大きなリードを築いて折り返した。後半も司令塔で日本代表の山本麻衣を起点に得点を重ね、最後まで危なげなかった。

トヨタは山本が両チーム最多23得点。日本代表の平下愛佳も11得点をマークした。

現役時代は日本のエースとして活躍した大神新監督は、指揮官として白星デビュー。「選手としてもアシスタントコーチとしても開幕は何度も経験してきたけれど、今日は監督としてここに立てて選手に感謝している」。試合途中にはジャケットを脱ぎ、大声で選手に声をかけ続けた。「ルーキーはルーキーらしく、自分からいろいろ挑戦していきたい」。はつらつとした声が響いた。

チームは今季、主将3人制を敷く。22歳にしてその1人に指名された山本は前日、自身のインスタグラムに「どんな状況も楽しむ」と投稿。その言葉通り、はつらつとしたプレーでけん引。試合後も「すごく楽しい試合でした」と笑顔を見せた。

ENEOSは後半、途中出場の林咲希が3本の3点シュートを決めるなどして追い上げたが、なかなか差は縮まらなかった。

両チームは20日にも同会場で対戦。他のカードは21日以降に各地で行われる。