【すべてのお父さんへ】DeNA三嶋&柴田の染み入るパパ論 野球選手である前に…

プロ野球選手も、グラウンドを離れれば「パパ」の顔に戻ります。DeNA三嶋一輝投手(32)、柴田竜拓内野手(29)が、「パパトーク」と題し対談を行いました。三嶋は5歳と1歳の男の子、柴田は4歳の男の子を持つ「パパ」。シーズン中は遠征も多く、オフでもトレーニングや体のケアに時間を要するプロ野球選手の「子育て」とは―。温かく、ほっこりとしたエピソードが詰まった2人のスペシャル対談をお届けします。

プロ野球

◆三嶋一輝(みしま・かずき)1990年(平2)5月7日、福岡県生まれ。福岡工では3年春に九州大会優勝。法大ではリーグ戦通算13勝8敗。4年秋に最多勝、最優秀防御率、ベストナインを獲得。12年ドラフト2位でDeNA入団。プロ2年目の14年に開幕投手。18年から中継ぎに専念し、19年は自己最多の71試合に登板。22年8月に国指定の難病「胸椎黄色靱帯骨化症」の手術を受けた。176センチ、80キロ。右投げ両打ち。


◆柴田竜拓(しばた・たつひろ)1993年(平5)12月16日生まれ、岡山県出身。岡山理大付から国学院大を経て15年ドラフト3位でDeNA入団。大学では主将を務め、大学日本代表で出場したハーレム国際大会では最優秀守備選手。二塁、遊撃、三塁をこなせるユーティリティープレーヤーで、軽い身のこなしは定評がある。17年オフ、中学時代から交際を続けていた女性と結婚した。167センチ、68キロ。

バス停まで送って出勤

――ホームで試合のある日のスケジュールは

三嶋幼稚園がある日は朝、上の子をバス停まで送ってます。送った後はコーヒーを買って帰って、朝ごはんを食べて、ちょっとしたら球場に行きますね。デーゲームの時とか、寝られる時は夜は一緒に寝たりします。

三嶋投手に提供いただいた、長男の写真。感性がぎっしり詰まった絵がステキです。動物園かな?

三嶋投手に提供いただいた、長男の写真。感性がぎっしり詰まった絵がステキです。動物園かな?

――バス停にはパパ友やママ友もいたり

三嶋普通にしゃべったりしますね。もう今は僕の職業もわかってるんで、「頑張ってください」とかも言われます。最初はこの人、どんな仕事をしてるんだろ? みたいな感じだったかもしれないですけどね(笑い)

――柴田選手は、どのようなスケジュール

柴田僕も行ける時は幼稚園まで送ってます。奥さんと一緒に3人で行く時もありますし、僕と子どもと2人の時もあります。

こちらは柴田選手提供のご子息。双眼鏡でパパを見つめる。背中越しでも雰囲気が似ている

こちらは柴田選手提供のご子息。双眼鏡でパパを見つめる。背中越しでも雰囲気が似ている

――子育てに対する自身の考えは

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兵庫県出身。報徳学園、関大を経て、2007年に日刊スポーツに入社。
野球部に配属され、同年12月までアマチュア野球担当、 2008年から11年まで1期目の巨人担当、2012~13年まで西武担当(2013年はWBC担当)、2014~16年まで2期目の巨人担当、 2017~18年までアマチュア野球担当、2019~20年まで3期目の巨人担当、2021年は遊軍、2022年からDeNA担当。
身長169・5センチ、体重58~63キロをいったりきたり。