【プチ動画あり】「ヤス」「エスキー」励まし合い、DeNAブルペンを守り続けて6年

「異国の地でプレーする外国人選手たちと日本人選手は、どのように接しているのでしょうか」。ファンからの素朴な疑問に、DeNA山崎康晃投手(30)とエドウィン・エスコバー投手(31)が対談で裏側を公開しました。同学年で、「ヤス」「エスキー」と呼び合い、固い絆を築く2人が熱く、和やかに語り合いました。

プロ野球

◆山崎康晃(やまさき・やすあき)1992年(平4)10月2日、東京都荒川区生まれ。帝京では2年夏、3年春に甲子園出場。亜大を経て14年ドラフト1位でDeNA入団。1年目から抑えに定着し、37セーブで新人王。18、19年最多セーブ。22年に通算200セーブ達成。15、19年プレミア12、21年東京五輪日本代表。今季推定年俸3億円。179センチ、88キロ。右投げ右打ち。


◆エドウィン・エスコバー1992年4月22日、ベネズエラ・ラボジェラ生まれ。09年にレンジャーズと契約。14年にレッドソックスでメジャーデビュー。17年に日本ハム入団。同年7月に黒羽根とのトレードでDeNA移籍。移籍後は勝ちパターンの一角としてフル回転し、18年から5年連続50試合登板。今季推定年俸2億6000万円。188センチ、102キロ。左投げ左打ち。

ほのぼのとしたやり取りの前に…山崎直伝、エスコバーの流暢なおしゃべり動画をどうぞ! 球団公式Twitter(X)からのご提供です。

「どうしようかと思ったけど」

――2人が仲良くなったきっかけは

エスコバー(17年途中に日本ハムから)トレードで来た時に、ヤスが最初に話しかけてくれたのがきっかけだったと思います。

山崎そこからですね。どんな話をしたかとかは、あまり覚えてないですけど(笑い)。

2022年2月、沖縄・宜野湾

2022年2月、沖縄・宜野湾

エスコバー6年前の話だからね。最初はみんな知らない人だったから、どうしようかと思ったけど、そうやって話しかけてくれてすごく助かった。

――普段の会話で使用する言語は

山崎英語が多いですかね。彼の第2カ国語なんで、優しい英語をしゃべってくれる。野球場では野球の言葉が多くて、普通に分かります。母国語のスペイン語でも言われますけど、日常会話だったら、何て言ってるんだろうなって考えれば、ちょっと分かります。

エスコバーお互いに分かるだろうなと思った言葉で話してます。

山崎日本語も普通に分かってますから。本当に賢いと思います。通訳なしでもいけますからね。

2021年6月19日、東京ドーム

2021年6月19日、東京ドーム

エスコバーハイ、ダイジョウブ(笑い)。

――LINE(ライン)やメッセージなどは

エスコバー英語ですね。あとはボイスメッセージとか。ラテンの人は文字を打つのが苦手というか、あまり好きじゃないのでボイスメッセージが多いです。

山崎スペイン語でふざけてるような言葉とかも送ってきますね(笑い)。

――今年は、エスコバー選手の31歳の誕生日会が広島で行われたと聞いた

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兵庫県出身。報徳学園、関大を経て、2007年に日刊スポーツに入社。
野球部に配属され、同年12月までアマチュア野球担当、 2008年から11年まで1期目の巨人担当、2012~13年まで西武担当(2013年はWBC担当)、2014~16年まで2期目の巨人担当、 2017~18年までアマチュア野球担当、2019~20年まで3期目の巨人担当、2021年は遊軍、2022年からDeNA担当。
身長169・5センチ、体重58~63キロをいったりきたり。