服部幸男(51=静岡)が人気に応え、地元優勝を飾った。

12R優勝戦の進入は123・456の枠なり3対3だった。スリットは2コースの鳥居塚孝博に先行されたが、1Mまで持たせて慌てず騒がずイン先マイ。軽快に押し切った。

「質のいいスタートを行こうと考え、いい感じで行けた。水面が良かったし、スピードを持って回れば大丈夫と思った」。前日までと一転し、追い風が弱く不安の少ない水面で、貫禄を見せた。

「今年はもう2、3個優勝できたかな…と思うけど、3回優勝できて良かった。また(来年の)正月レースでまたお会いしましょう」と、笑顔で地元ファンに再会を誓った。