【中野公博・福腹スペシャル】

◆10R:西日本準決 もうネクストブレークとは言わせない。犬伏湧也が輝きを取り戻してきた。

西2予6Rを力強い走りで押し切り、準決進出を決めた。予1・10Rで逃げて松浦悠士とワンツーを決め、予2・2Rでは大師匠の小倉竜二を2予進出に導く積極策(4着)。今シリーズは高いレベルで動けている。

復調の理由は「一番はメンタルの部分が大きい。練習でタイムが出たし、充実してます」。

周りからのアドバイスに頼ることなく、自ら壁を打ち破ると、結果も出て好循環になった。

「次のG1覇者は犬伏」と、昨年は周囲の期待が高まっていた。ところが寛仁親王牌・決勝で8着から、歯車がかみ合わなくなった。

「競輪祭くらいからしんどかった時期があった。悔しい思いもした」

周りに警戒され、打ち破れない。「犬伏は頭打ち」。そういう声も聞こえ始めた。

その間に、同期の北井佑季がブレーク。周囲の関心も北井に移ったが、視線を再びこちらに向けさせるチャンスがやってきた。「北井さんは同期として刺激を受けている。一緒のレベルで戦えるように」。評価を再度ひっくり返して見せる。

西準決10Rは白虎賞を制した脇本雄太がいるが「脇本さんを倒さないと決勝もない」と、力強く語った。近畿は脇本と窓場千加頼が別線。さらに志智俊夫が犬伏ライン3番手を固め、唯一の3車になったこともプラスだ。脇本の壁も打ち破り、清水裕友とワンツーを決める。

3連単(8)=(1)-(9)(2)(5)(6)(3)の10点。

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