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注目選手
自在型に戻り復活!タテ足も健在
- 荒井崇博(40=佐賀)
- 一時は追い込みを宣言したが、成績低迷を機に自在型に戻して復活した。8月に川崎ナイターG3を制覇。10月の九州地区プロのスプリントでは、中川誠一郎を下してタテ足健在を示した。今開催は吉本卓仁をうまくリードして、今年のG3・2度目Vを決めたい。
思い切り良く仕掛けて課題克服だ
- 郡司浩平(28=神奈川)
- 2年連続、あと1歩のところでGP出場を逃した。ただ、逆に言えば輪界のトップレベルであるのは、間違いない。競輪祭ではレースを見過ぎる悪い癖が出て、2予敗退を喫した。実力は争覇級だけに、あとは思い切った競走ができるかが、台頭への鍵となる。
特昇バンクにG3の頂点も見えた
- 鈴木竜士(24=茨城)
- 失格などにより今年後半はG1戦線から外れていた。しかし、積極的な走りに戻してから快進撃。鎖骨のプレート除去で、体の動きが軽快になったことも好影響を与えている。伊東はS級特昇を決め、G3初参戦で準決まで進んだバンク。初制覇も遠くはないはずだ。
転機となった1年を連覇で飾るぞ
- 早坂秀悟(32=宮城)
- 昨年の決勝で新山響平を番手からまくり、待望のG3初Vを達成した。今回、連覇に挑戦する。今年は長らく所属したナショナルチームを離れるという転機を迎えた。競輪祭で投入した自転車は「思った以上」と好感触。結果を出して、来年への弾みをつけたい。
失速の下半期…初Vで憂さ晴らし
- 原田研太朗(28=徳島)
- ウィナーズCと高松宮記念杯で共に決勝3着に入るなど、上半期の活躍が目覚ましかった。下半期は、投入した新車などがかみ合わず失速。惜しくもGP出場を逃してしまった。心機一転して挑む今回。昨年に続いて決勝へ進み、今年初のG3タイトルを勝ち取る。
鋭脚発揮でSSの意地を見せるか
- 諸橋愛(41=新潟)
- SSの重圧に苦しみ、一時は大好きな競輪すら嫌いになったという。だが、地元弥彦G3で連覇を果たしたことにより、迷いは吹っ切れた。時にはシビアに、貪欲にコースをこじ開ける弾丸追い込みが魅力。落車を恐れない鋭いタテ足を発揮し、優勝を奪い去る。
番手も自力も!司令塔の技さえる
- 吉田敏洋(39=愛知)
- 今や中部地区の中核選手だ。今年3月のウィナーズCでは、不振にあえいでいた竹内雄作にはっぱをかけて先行させる“吉田マジック”を披露している。若手を鼓舞しつつ、自力でも戦う熱きファイター。もちろん、南関勢の好きにさせるつもりはない。
師弟の絆を胸に目指せ決勝の舞台
- 渡辺晴智(45=静岡)
- ベテラン健在を示したい。弟子でおいの渡辺雄太とは、ともに汗を流す間柄。青森G3決勝では、先行した雄太の番手で力尽きてしまったが、これが発奮材料になったようだ。競輪祭は、けがの影響が残っていた。決勝だけは譲れない地元戦を、気持ちで戦い抜く。
援軍そろえて昨年の雪辱を果たす
- 渡辺雄太(23=静岡)
- 普段は口数こそ少ないが、レースとなれば消耗戦も、時にはヨコの動きも辞さない、強気の走りを繰り広げる。単騎で戦った昨年の決勝は、残り1周で最後方に置かれて見せ場さえ作れなかった。今年はラインを率いて、初の地元G3優勝へと突き進みたい。
※名前横は年齢、登録 (12月6日現在)
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