地元の111期スーパールーキー・南潤が、2予9Rで丸2周を逃げ切った。

 「初日からの修正もできたし、早めに先頭に立っていくつもりでした。坂本(亮馬)さんが押さえてきたけど、絶対に引けない気持ちでした。(連結が外れた)松岡(健介)さんが追い上げてきたのも分かったし、落ち着いて走れました」と苦しそうな表情ながら、冷静にレースを振り返った。初のG3参戦で、準決11Rは近畿の総帥・村上義弘の前を任された。「自分というよりも、後ろの村上さんに迷惑をかけない走りをする」。唇をかみしめて健闘を誓った。