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G3和歌山グランプリ
展望
村上義弘が中心!和歌山グランプリは11日開幕
新春恒例のG3、和歌山競輪の開設68周年記念競走「和歌山グランプリ」は、11日から14日まで開催される。やはり村上義弘が中心だ。8年連続のGP出場が成らず、18年は奮起の年となる。三谷竜生も村上ら豊富な近畿マーク陣の援護で奮闘する。復調気配の武田豊樹が怖い。東口善朋、椎木尾拓哉の地元勢も虎視たんたんとVを狙う。
三谷ら近畿ライン強力!復調気配の武田が怖い
村上は昨年のG1で無冠に終わった。落車によるケガが響き賞金ランクでも圏内に入れず、7年連続で出場していたKEIRINグランプリ(GP)は無念の不出場となった。今年は巻き返しの年となる。今こそ魂の走りの見せどころだ。
三谷は初出場の平塚GPで4着に入りいい経験をしたはずだ。村上、東口善朋、椎木尾拓哉らの手厚いガードで機動力を発揮する。
武田が復調の兆しを見せている。GPでは平原康多マークから2着に食い込んだ。昨年8月オールスターの落車で骨盤骨折。その影響で後半は低調が続いたが、ようやく上向いてきた。近年は和歌山グランプリが新年初戦として定着した感がある。G3で3回Vと実績あるバンクだけに好スタートを狙う。昨年は本領の決め足で暴れた諸橋愛だが、GPで失格し落車負傷。状態さえ良ければ見せ場を作るはずだ。
地元和歌山勢は南潤が111期一番乗りでS級特昇を決めたのをはじめ、力を付けた107期の中西大らが活躍して盛り上がっている。先輩格の椎木尾も切れ味がさえにさえ、地元でG3初Vを狙う。本来大将格の東口は、年末の立川での落車負傷が気になる。
2年前の66周年記念覇者の郡司浩平や、まくりに威力がある原田研太朗もV圏内。決め足が好調な香川雄介、池田良、成清貴之が伏兵になる。復調著しい五十嵐力や当所バンクに実績のある田中晴基を波乱目として警戒したい。
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