G3初参戦のスーパールーキー・南潤(20=和歌山)が、準決11Rを見事な2周先行で大健闘の3着。殊勲の決勝進出を決めた。

 「後ろに村上(義弘)さんを付けていたので、自分のことより、村上さんを決勝へ乗せることだけを考えて思い切って仕掛けました。流すところはなくて全開でしたが、村上さんのおかげで粘ることができた」と喜んだ。3番手郡司浩平のまくりを許さなかった強引先行は本物。決勝は三谷竜生-村上とは近畿別線で、先輩の東口善朋を連れて果敢な先行勝負で見せ場を作る。