宿口潤平が「地元で1着なのでうれしい」と3月京王閣以来、久しぶりの1着にホッとした表情を浮かべた。

 予選6Rではきっちりと中団を確保すると、7番手の塩田大輔が仕掛ける前に、最終2角から先まくり。前団にけん制の隙を与えずまくり切った。「ラインで決まらなかったのは残念だけど、自力の決まり手も付いた」と笑顔を見せてレースを振り返った。準決9Rは根藤浩二の先制が有力だが、予選同様に中団キープなら勝機はある。恩田淳平を後方に置いて、先まくりで決勝進出を決める。