真夏のナイター決戦は、第2ラウンドを迎える。SG第63回ボートレースメモリアルが、22日から27日まで福岡・若松ボートで開催される。カウントダウン連載「ROAD TO メモリアル」の第1回は大会の歴史や出場資格、女子選手などを紹介する。

 (1)大会の歴史 ボートレースダービーと並ぶ、伝統のある大会。第1回大会は55年にボートレース発祥の地である大村ボートで開催された。第1、4、5、9回大会ではハイドロプレンとランナバウトそれぞれのボートで優勝者を決めていた。長い間、モーターボート記念という名称だったが、14年の第60回大会からはボートレースメモリアルという通称名称になった。

 (2)出場資格 優先出場は前年度優勝者。同グランプリ優勝戦出場者。7月オーシャンカップ優勝者。それ以外は各場推薦選手(1場あたり2人)と、開催場希望選手。初日ドリーム戦は成績対象期間で各地区勝率上位の選手が選ばれる。14年覇者で、中国地区代表の白井英治が勝率7・99でドリーム戦1号艇で登場する。

 (3)女子選手 女子選手の養成が再開された80年以降では、90年に丸亀で行われた第36回大会で、鵜飼菜穂子が女子選手として、初めてメモリアルに出場した。今大会ではびわこ推薦で選出された遠藤エミが3年連続3回目の出場を決めた。紅一点として、男子選手に負けない豪快なターンで沸かせる。【古村亮】

※明日は大会総展望