SG優勝2度、北海道出身レーサーの熊谷直樹(56=東京)が12日、現役引退を表明した。

10月30日、大村ボートでのフライングで引退を決断した。その後は欠場、フライング休みに入っていた。この日、東京・平和島ボートのスタンド内会議室で会見を行い、「選手生活36年あまり、お世話になりました。多大なご迷惑を、この場を借りてすみませんでした」とユーモアを交えて話した。明日、13日に選手登録消除の手続きを行う。

熊谷は闘志あふれる攻撃的なスタイルで関東のトップレーサーとして活躍。97年の平和島オーシャンカップ、00年の蒲郡オールスターと2度のSG制覇を成し遂げた。最高峰のグランプリには4度出場し、全て優出。97、98年には2度のファイナル2着がある。

登録56期生として85年5月のデビューから通算7751走、SG2度、G1・8度を含めて、通算優勝81度。記録にも記憶にも残る闘将が、約37年の現役生活を退く。