狙い澄ました攻めが見事にはまった。前田将太(35=福岡)が、3コースから鋭いツケマイを決め、5月の鳴門以来、23年6度目、通算42度目の優勝を飾った。戸田は3度目の優勝となった。
優勝戦前に突然、雨が降り出したが、冷静に思い描いたプランを実行した。「スタートで後手に回ったら行こうと。先行したらまくり差しと決めていた。展開がはまった。足のバランスも取れてました」。1枠の妹尾忠幸がコンマ12のトップスタートに対し、前田は同16。迷わず攻めの一手を打ち、抜群のスピードで抜け出した。ウイニングランを終えるとVサイン。勝利の合図かと思いきや、「サッポロビールカップ、今年2回目。たぶん」と笑った。5月鳴門も同タイトル。決まり手は「差し」だったが、同じ3枠での優勝だった。帰路で「好き」という勝利の美酒を味わっているに違いない。
次節は福岡のお盆レース。月末にはSG福岡ボートレースメモリアルが待つ。「(目標は)次のお盆レースの優勝です。MB(メモリアル)も気合を入れていきます」。現在、賞金ランクは14位。初のSG制覇、初のグランプリ出場を見据え、地元連続あっせんに集中力を高める。





















