ボートレーサーの誰もが出場をあこがれる、SG「第70回ボートレースダービー」が、24日から愛知・蒲郡ボートで開幕する。直前コラムの第1回は、SG初出場を地元で果たす吉田裕平(26=愛知)にスポットを当てる。父で2000勝レーサーの徳夫さん(引退)のDNAを受け継ぐ若武者は、初のビッグレースを心待ちにする。
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地元蒲郡でのSGダービー開催が発表された時、吉田の気持ちは決まった。大会出場へ向け、1年を走り切ること。その目標通りに勝率7点オーバーで駆け抜け、出場権をつかんだ。「うれしいです。蒲郡では初優出も初優勝もしている。自分にとって一番のメモリアルな水面ですから」と喜びを話した。
当然、地元のアドバンテージもある。今月頭には蒲郡の一般戦に参戦。複勝率31%程度の平凡エンジンだったが、足を仕上げ優出、優勝戦も2着に入った。「いろいろ試して、収穫のあったシリーズ」。地元SGへ、しっかり予行演習を行った。
父徳夫さんは通算2086勝、優勝70度の強豪レーサーとしてファンに大きな支持を受けた。そのDNAを受け継ぐ。初めてのSG舞台について「すごい選手ばかりが相手だけど、思い切ってレースできます。何といっても地元ですから」。躍動する姿を、ファンにアピールする。
【中川純】
◆吉田裕平(よしだ・ゆうへい) 1996年(平8)11月19日、愛知・常滑市生まれ。15年11月、ボート117期生として常滑でデビュー、5戦目に初勝利。初優出は18年6月、初優勝は同年12月でともに蒲郡。父は元選手の徳夫さん、兄凌太朗は同期。167センチ、52キロ。血液型AB。
※明日は「注目選手・下」





















