埼玉、東京決戦となった12R優勝戦は、2枠の秋元哲(37=埼玉)が2コースから差しを決めて、通算30度目、前節の浜名湖に続いて今年2度目、戸田7度目の優勝を飾った。2着は佐藤航が入り、3着は道中で競り勝った栗城匠となった。1枠で人気を集めた若林将は4着に敗れ、3連単は3万円台の高配当。波乱の決着となった。

地元の戸田では負けられん。そう言わんばかりに秋元のスタート力、旋回力が発揮された。3枠の栗城がチルト0・5度に上げて、3カドを選択。明らかに一撃仕様のセッティングで攻めてきたが、秋元は慌てることなく、冷静な走りを見せた。「3カドは想定内。それよりもピット離れを失敗しました。今節は出るか出ないかのどっちかなので。力むと出ない。失敗でしたね」。枠なりの2コースでもコンマ09のトップスタート。スリット後は栗城が伸びてきたが、締められるほどではなく、差して抜け出した。「苦手な差しで優勝できた(笑い)」と喜んだ。

これで2節連続優勝。リズム良く、6日開幕の多摩川関東地区選にのぞむ。「走れるレースは全部取るつもりでいるので、優勝するつもりでいきます。去年より稼げるように、もっと成長できるように努力していきます」。心身ともに充実している秋元の走りから目が離せない。