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ブルースリ&田辺で復活/AR共和国杯

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<アルゼンチン共和国杯:追い切り>

 アルゼンチン共和国杯(G2、芝2500メートル、6日=東京)のオウケンブルースリ(牡6、音無)が2日、栗東坂路で追い切られ、4ハロン52秒0の好時計で3馬身先着。新コンビの田辺裕信騎手(27)を美浦から“招集”するなど勝負気配がプンプン漂う。久々の白星ゲットで最大目標のジャパンC(G1、芝2400メートル、27日=東京)への賞金を加算する。

 オウケンブルースリの登坂に勝負気配が漂う。重賞ホース・サンライズベガとの併走スパーは、まったく勝負にならなかった。田辺騎手を背に、豪快に3馬身突き放すと4ハロン52秒0-38秒5-25秒4-12秒7でフィニッシュ。菊花賞馬の“雄たけび”が聞こえてきそうなアクションに、音無秀孝師(57)は復活Vの手応えをつかんだ。

 「動きは良かった。もともと52~53秒しか出ない馬だが、春とは出来が違う」

 天皇賞・春(10着)の追い切りでラスト14秒2だったように春は動きが重苦しかったが、今季は体が切れて前進気勢もおう盛。「良くない頃は、脚元の様子を見ながらかわいがっていたら全体的に悪くなった。やはり、馬はかわいがったら走らない」。こう語れるのも攻め過程に満足しているからだ。

 この日は新コンビの田辺騎手を美浦から招集。「1度乗って特徴をつかんでほしかった」と師。インから3着だった前走・京都大賞典に「結果論かもしれないが、坂の下りあたりから外を上がってほしかった。ヨーイドンが向く馬ではないから」と振り返る。調教からの騎乗は、自慢のロングスパートをテン乗りで引き出してもらうためだ。

 「田辺君にはジャパンCで乗ってもらう可能性もあるからね」

 ジャパンCの賞金ボーダーはギリギリ圏内とされるが油断はできない。「何としても賞金加算を。この出来を維持して行きたい」と師。G1馬初騎乗となる田辺は「いい時にしか出ないタイムと先生に言われました。乗りにくさは感じませんし、いいイメージで競馬で乗れます」と初めての栗東での収穫を強調する。

 「あとはハンデ。58キロで止まるかもと思っていたが…」(同師)。58・5キロこそ課題だが、復調ムードのG1馬の底力に期待して良さそうだ。【中西典章】

 [2011年11月3日8時34分 紙面から]




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