パリオリンピック(五輪)のサッカーで、日本は男女とも5位だった。ともに準々決勝で日本に勝ったチームが最終的に金メダルを獲得した。
女子日本代表なでしこジャパンは4試合を戦い2勝2敗。同じく4強入りを逃した開催国フランスと勝敗で並んだが、日本が6得点5失点、フランスが6得点6失点。得失点差で日本が上回って5位となった。準々決勝で日本に延長戦の末に1-0で勝った米国が、決勝でブラジルを破って金メダルを獲得した。
なでしこジャパンは今大会もフェアプレーが光った。4試合でイエローカードは1枚、退場はなし。1試合平均のファウル数は7・3回で、8強入りしたチームの中では米国の6・5回に次いで少なかった。米国は6試合でイエローカードが5枚あったが、同1枚のなでしこジャパンは不用意な反則を犯さず、クリーンに戦い抜いた。
男子日本代表は4試合で3勝1敗。準々決勝で敗退したチームで唯一、3勝を挙げて5位に入った。GK小久保玲央ブライアン(23=シントトロイデン)が2戦目のマリ戦でPKをストップするなど好セーブを連発し、1次リーグを3連勝の無失点で突破。こちらも準々決勝で日本に勝ったスペインが最終的に金メダルに輝いた。
国際サッカー連盟(FIFA)の技術研究グループはパリ五輪におけるGKのシュートストップ技術に注目したリポートを発表。決勝のスペイン-フランス戦(5-3)は両チーム合計8ゴールの打ち合いになったが、準決勝までのペナルティーエリア内からのシュートセーブ率は平均64%で、そんな中でも日本の小久保玲央ブライアンがトップの90%。日本の1試合平均0・75失点は16チームで1位だった。【石川秀和】




