J2アルビレックス新潟のFW谷口海斗(26)が今季初の複数得点を挙げた。26日のホーム、ザスパクサツ群馬戦で前半10分にDF長谷川のスルーパスに右足を伸ばして合わせると、21分にもMF伊藤のワンタッチパスに抜け出して右足で仕留めた。
1試合個人2点目が前半21分というのは、19年9月7日のJ2ユナイテッド千葉戦でFWレオナルドがマークした前半18分に次ぐクラブ史上2番目のスピード記録。谷口の早い時間帯の2ゴールでリードを広げたチームは3-2で逃げ切り、今季初の2連勝を飾った。
開幕前の補強で中盤の選手層が厚みを増した中、26歳のアタッカーは万能型センターFWとして急速に進化を遂げている。昨季はサイドの攻撃的MFで先発する機会も多く、チーム得点王ながら途中出場が18試合を数えたが、今季は開幕戦以外の先発試合は全てセンターFWとなっている。
最終ラインの背後を突く動きは鋭さを増し、自らドリブルで持ち込んでの強烈なシュートもある。前線からの献身的な守備は相変わらず。さらにチームの攻撃を加速させる巧みなポストプレーも光る。
「もともとのポテンシャルはあるが、相手にとって危険な選手に変貌した」と松橋監督。昨季の13得点のうち1トップで先発した試合が7点、右MFで2点、左MFで1点、途中出場で3点。その能力を最大限に発揮できるポジションが、「先発センターFW」だったということか。【石川秀和】




