リーグ最少の反則数で来季のJ1残留を決めた。新潟は21日、ホームで鳥栖と1-1で引き分け。勝ち点を37に伸ばし、J2自動降格圏の最下位になることがなくなった。
チームとしてフェアプレーが徹底され、この日のファウル数は8回。そのうち6回が大きな問題にはならない敵陣でのものだった。自陣で相手に直接FKを与えたファウルはDF舞行龍が警告を受けたプレーだけ。それ以外はほぼノーファウルで対応した。鳥栖のクリーンファイトもあって、プレーが途切れることはほとんどなかった。
それを象徴するかのように後半のロスタイムはわずか3分。昨年のW杯カタール大会後はより正確に計測し、10分を超えることも珍しくなくなった中、異例の短さだった。それもフェアプレーが徹底されていたからだろう。
Jリーグによると、前節終了時点の新潟の反則数は319回。首位に立つ神戸の338回を抑えてリーグ最少となっている。鳥栖戦では右サイドを抜け出したMF松田が相手のペナルティーエリア内でのハンドを誘発し、今季初のPKも獲得。前節までリーグで唯一、PKでの得点がなかったが、それをFW鈴木が冷静に仕留めた。
その直後に失点し、勝ち点1に終わったが、松橋監督は「いいゲームは展開できた。今後は内容と結果をリンクさせる戦いをしていきたい」と残り4試合を見据えた。【石川秀和】




