日本代表は27日、ドーハ市内のアルアハリ競技場でアジア杯決勝オーストラリア戦(29日、カリファ競技場)に向けた調整練習を行った。この日の早朝にMF香川真司(21=ドルトムント)が右足小指骨折で離脱したが、暗い雰囲気もなく、リラックスしたムードが漂った。冒頭15分のウオーミングアップの時間のみ公開され、残り1時間ほどの戦術練習は非公開とされた。25日の準決勝韓国戦のPK戦で2本を止め、勢いに乗るGK川島永嗣(27=リールス)は「オーストラリアはフィジカルがある。ボールを持って最後は高さで来るイメージがあるので、そこを注意したい」と話していた。