アジア大会サッカー女子で2大会ぶり2度目の金メダルを獲得した、なでしこジャパンが2日、開催地インドネシアから成田空港に帰国し、高倉麻子監督や選手が取材に応じた。

4月のアジア杯を制し、王者として臨んだ大会で金メダルを獲得した。DF鮫島彩(31)はしっかりと結果を残せたことを喜びつつ、相手の圧力に苦しんだ準々決勝以降の戦いを反省し「本当は自分たちがボールを持つ時間を多くしたかった。相手の方が押していた試合だったので、課題はたくさんある」と話した。

自身も本職のサイドバックではなくセンターバックを務めるなど、多くの選手が本職以外のポジションを務めた大会でもあった。その点については手応えを口にし「個々の選手の幅は広がったと思います。(自身も)こうしたら裏にやられるんだなとかそういうことがわかった」と話した。