2月の会見で両親が「秋也は原口選手の大ファン」と話したことを知り、イラク戦帰国翌日に慰問した。拘束型心筋症は、心室の壁が硬くなって十分に膨らまない国指定の難病。闘病は5年に及び、命を救うには米国で心臓移植手術を受けるしかない。その中でボール、スパイク、サイン色紙を持参して励まし「26歳までサッカーを楽しんでこられた自分は幸せだし、秋也君も病気に勝って幸せになるべき」と完治を願った。
父陽介さん(43)から「最後まで諦めずに走り切る原口選手のプレーを見て、息子は『僕も諦めない』と頑張っている」と伝えられた原口は、反対に勇気づけられて8月31日のオーストラリア戦に挑む。勝てばW杯出場が決まる舞台は、お互いの地元埼玉。決める。約束を果たせば完治につながると信じて。【木下淳】
◆募金 「秋也くんを救う会」は、米国で心臓移植手術を受ける際の渡航費、手術費、滞在治療費として1億2700万円を目標に募金活動中。15日現在で約8823万円が集まり、残り3割。募金口座など詳細は同会の公式サイトhttp://saveshuyakun.com/で。


