日本が31日、6大会連続のW杯出場を懸けオーストラリアと対戦する。勝てば来年6月のロシア大会出場が決まる。

 今日31日のオーストラリア戦(埼玉)を中継するテレビ朝日が、2つの特殊機材で予選突破を彩る。1つは日本代表戦では初導入となるビズリベロ。スポーツ解析3Dグラフィックの制作システムで、リプレーをメーンスタンド側からゴール裏からの視点にしたり、上空から見たり、ゴール場面を多角度から見られる。

 もう1つは国内初となるスパイダーバーチャルだ。ピッチ上空を自在に動くカメラの位置情報を元に、CGを再現。会場の中継映像と、選手が立っているような立体映像を融合させたスタメン紹介が行われる。チケット約6万枚は即完売。多くの人が視聴するテレビで臨場感を味わえるよう最新技術が導入された。ヘリコプターの空撮も含め、最終予選最多となるカメラ台数も用意。W杯出場が決定する瞬間を、よりドラマチックに放送するつもりだ。