日本(FIFAランク40位)が、来年のW杯ロシア大会に出場しないハイチ(同48位)とやっとのことで引き分けた。チーム結成したばかりで3日前に来日し、2日間練習しただけの急造軍団にリードされあわや黒星の危機。終了間際に途中出場のMF香川真司(28=ドルトムント)のゴールで3-3として最悪の事態は逃れたが、テストした守備陣は崩壊。バヒド・ハリルホジッチ監督(65)は謝罪。以下はハリルホジッチ監督との一問一答。

 (冒頭)分析するのも難しい試合になった。得点を取った後、すべてが止まってしまった。この試合の後にW杯本大会の話をするのは愚かなことと言われるかもしれない。いろんな意味でレベルの低いものを見せてしまった。冷静になれないので、なかなか説明がつかない。怒りと、理解しがたいということ。説明がつかない。

 -ハーフタイムの指示は

 何人かの選手のもろさ、弱さにがっかりしている。ナイーブになりパニックになった、いろんなことを分析しないと。私が選んだわけで私に責任がある。

 -最終メンバーは

 最終的に23人を決めるのは来年6月。そこまではいろんなことが起きるが、代表としてチャンスを与えたのだから、もう少し違うものを見せてほしかった。そこが失望しているところ。ただ、全部が台無しになったわけではないが、目を閉じてはいけない。特に今夜の試合に関しては。