なでしこリーグ2年連続得点女王のFW田中美南(23=日テレ・ベレーザ)が、途中出場から試合終了間際に勝負を決めるゴールを決めた。後半ロスタイム、相手のミスから右サイドをドリブルで駆け上がると、1度、パスを出すフェイントで中を見てから、鋭い弾道でゴール左隅に決めた。

 「本当は最初から打つつもりだった。頭の中ではシュートしか考えていなかった」と、笑顔で振り返った。長身ぞろいのスイスが相手だったが「フィジカルの部分でもやれると思っていた」と、力強かった。