国際親善大会M-150杯(タイ)に参戦中のU-20(20歳以下)日本代表が10日、ブリラム市内で練習した。20年東京五輪で指揮する森保一監督(49)の初陣となった、前夜のU-23タイ戦は1-2で敗戦。一夜明けて「結果は残念」としつつ「映像を見返しましたが、失点以外に与えた決定機は1度だけ」と急造チームを評価した。中1日で迎える今日11日の北朝鮮戦は、負ければ1次リーグ敗退の瀬戸際。タイ戦に先発しなかった12人がサイド攻撃の連係などを確認した。

 森保監督は練習後、MF井上(東京V)と個別に話し込んだ。「普段どんな練習をしているか聞き、選手から学びたい。同時に特徴も把握できれば」と情報収集。井上も「監督の求めることを感じ取ってプレーに移せれば」。タイで対話を重ね、理解を深め合っていく。(ブリラム=木下淳)