日本サッカー協会の田嶋幸三会長は2日、東京都内で3月からの2期目の任期へ向けた方針を説明し、ワールドカップ(W杯)に出場した日本代表選手への年金制度をつくる考えを示した。日本協会の放送権収入の3~5%を積み立て、早ければ2019年度予算に組み込む。

 「すぐに米大リーグのようにはならないが、(W杯初出場した)1998年の選手から払える可能性がある」と話し、法的な課題にも取り組むという。日本代表スタッフとJリーグクラブの交流促進や、会長選挙の制度改正などの施策も掲げた。