U-19日本代表が28日、インドネシア遠征を終えて成田空港へ帰国した。

 現地ではU-19インドネシア代表に4-1で快勝したほか、2つのプロチームにも勝って3戦全勝した。長崎総科大付属高(長崎)からC大阪に加入したFW安藤瑞季や昨年10月のU-17W杯インド大会に出場したFW宮代大聖(川崎F・U-18)らが得点し、充実の遠征となった。影山雅永監督は「負けなしで帰国できたし、いろんな経験もできた」とふり返った。

 東南アジアのインドネシアでは食事や気候に一苦労があった。高湿でスコールも多く、悪天候で2時間を予定していた練習が約1時間しかできなかったことも。U-19インドネシア代表との試合は大雨、3試合目の際には雷で時折稲妻が光るような天候だった。食事面では遠征中に9人が体調不良に。野菜類は先にスタッフが食べて確認してから選手に食べさせるなど気を使ったが、それでも難しい部分はあった。なかなか普段は味わうことのないアウェーの経験も重ねながら、東京五輪も狙える若い世代がたくましく成長している。