ワールドカップ(W杯)フランス大会(6月7日開幕)に臨む女子日本女子「なでしこジャパン」が23日、千葉県内でW杯の事前国内合宿2日目の練習を行い、年代別W杯で2度の世界一を知るDF宮川麻都(21=日テレ)が負傷者続出の現状を力に変える覚悟を示した。

初日別メニューだったFW小林、同じく途中で練習を外れたMF阪口、FW岩渕の3人はホテルで調整し、姿を見せなかった。FW植木も前日に続いて別メニュー調整。トレーニングパートナー4人を含む21人しか、全体メニューをこなせなかった。

宮川は14年U-17W杯、16年と18年のU-20W杯と3度の世界大会に出場し、14年と18年の同大会で優勝。その3大会とも、負傷者が出ることで逆にチームが結束した経験があったといい「誰かのために戦うことでチームは強くなる」と熱く語った。