FW宮代大聖(19=川崎F)のバースデー弾などでメキシコを破り勝ち点を4とした日本は、1次リーグ突破へ大きく前進した。

序盤こそ初戦を落として後がないメキシコの激しいチェックに圧倒されたものの、徐々にペースを引き寄せた。前半21分、MF藤本寛也(19=東京V)が相手DFのクリアボールをカットし、ダイレクトで前線へループ気味のパスを供給。FW田川亨介(20=東京)の頭上を越えて裏に流れたボールを、宮代が左足でゴールに流し込み先制点を奪った。

後半も、浮足立つメキシコ相手に攻め立てた。同7分にはMF藤本の右CKをニアで待ち構えたFW田川が頭で合わせて追加点を奪った。さらに32分には途中出場のFW中村敬斗(18=G大阪)、田川とつなぎ、最後は宮代が右足を振り抜き3点目。スタメンを託された2トップが見事に役目を果たし、大勝で次節イタリア戦へ弾みを付けた。