なでしこジャパンが14日の中国との大一番へ向けて調整した。試合は14日夜に行われる男子の香港戦前に同じスタジアムで行われる。高倉監督は「男子も試合をやるので、いい気を残していけるように。まず女子が勝って、男子にも続いてもらいたい」と意気込んだ。

中国は、FIFAランク10位の日本に次ぐ15位で今大会最大のライバルとされる。9-0で勝利した台湾戦とは一転した接戦になることも予想される。指揮官は「体も大きく、全員がハードワークしてゴール前に強さを持って入ってくる点はワールドクラス。オリンピックへ向かう上で、そういう強度の相手を前に守りきることは大事」と話した。

今大会で主将を務めるFW岩渕は「勢いはすごいと思いますけど、自分たちも成長している。良い試合ができるんじゃないかなと思います」と意気込んだ。