日本代表GKシュミット・ダニエル(シントトロイデン=29)が10日、セルビア代表との11日の親善試合を前にオンライン取材に応じ、ベテランGK川島ら3人のライバルに刺激を受けていることを明かした。

1対1の場面などに対応するブロッキングの練習メニューでは「自分ももう少しうまくできたら」と思っていることを明かし、川島ら他の3人のGKを見て学びながら励んでいるという。特に38歳の川島に対し「1歩1歩に対する突き詰める姿勢は見ていて感じるし、シンプルに動きも速い」と敬意。「動きの速さ、ステップの細かさなど、自分がもっと向上しないといけないと、みんなのプレーを見て感じる」と話した。

セルビア戦に向け「相手がアグレッシブに来る時間も、自分の所で落ち着いてボールを裁くことで数的優位が生まれる」と攻撃の組み立てに参加するイメージを明かした。加えて「一番はやっぱり、どんなシュートでも止めて無失点で終わることが一番大事。大柄な選手がいてセットプレーやクロスで自分の強みを出して行ければアピールになる。歯ごたえのある試合が出来れば代表にとって身になる試合になると思う」と話した。