サッカー日本代表に初招集されたDF伊藤洋輝(23=シュツットガルト)が30日、逆転のW杯メンバー入りを誓った。

6月6日のブラジル戦を含む国際親善試合4試合を戦う日本代表は、この日から活動を開始。初日のトレーニング前にオンライン取材に応じた伊藤は「まだメンバー選考という形だが、食い込むチャンスをもらえたことに本当に感謝しています」と心境を語った。

今回のメンバーで唯一の初招集。昨夏に期限付きで移籍したドイツ1部シュツットガルトで試合に出続け、A代表入りをつかんだ。 「左足でボールを持った時の組み立て、ボールに直結するパスはドイツのチームでも求められていた部分。代表チーム、勝利のために僕自身の特徴を生かしていきたい」。ドイツで通用した武器を手にアピールする。

前回18年W杯ロシア大会の際は、トレーニングパートナーとしてのU-19日本代表に選出。試合会場にも実際に足を運び、世界最高峰の舞台を目の当たりにした。

「大会の規模の大きさ、特別なものを感じたので、絶対にピッチに立ちたい。A代表に長く選ばれ続けて、まずはカタールW杯のメンバー入りを目指してやっていきたい」。6月の4試合でアピールし、W杯メンバーへすべりこみたい。