サッカーU-20女子W杯(10~28日、コスタリカ)で連覇を目指す日本代表が、最終調整に入った。

事前キャンプ地だったリベリアを現地時間3日にたち、コスタリカ・サンホセ入り。5日には大会前最後の対外試合を行い、U-20カナダ代表に2-1で勝利した。

7日にオンライン取材に対応した池田太監督(51)は「イメージ通り積み上げられている」とここまでの手応えを話した。カナダとの試合は雷の影響でキックオフが約1時間遅延。それでも選手たちは、リラックスしながら臨機応変に準備を行っていたという。

副キャプテンを務めるDF杉沢海星(19=大宮)は「アンダーの世代はこういうことが出来るという、日本の良さを見せていきたい」と話した。まだ所属チームでも若手だが、女子サッカー人気向上への思いも強い。「チームとして結果を出すことが、WEリーグとして盛り上がるきっかけになる。結果にこだわりたい」。日本代表として、強さと魅力を披露する。