横浜FC中村俊輔コーチ(44)の日本代表ロールモデルコーチの就任は、見合わせとなった。
日本サッカ-協会は2日、技術委員会を開き、今年のロールモデルコーチは中村憲剛、内田篤人、阿部勇樹の3人体制で臨むことを確認した。A代表ではなく、基本的にはアンダーカテゴリーを中心にアドバイスを行う。
協会は中村俊氏に、A代表の攻撃の組み立てやセットプレーなどを助言する立場で就任を依頼していた。同氏は前向きで、横浜FC側も本人の気持ちを尊重。就任が確実視されたが、ある技術委員は「交渉がまとまらなかったのだろう」と推測。最終的に合意には至らなかったようだ。
別の技術委員によると、A代表の現場は現コーチングスタッフと新任の山本昌邦代表チームダイレクターが担い、反町技術委員長はそれ以外の育成、普及などを含めたトータル・サポートが中心となる。そのため、「A代表にロールモデルコーチは今のところ置かないことにした」(技術委員)という。
◆ロールモデルコーチ 20年9月に元日本代表DFの内田篤人氏が新設第1号として就任。世界での豊富な経験を日本サッカーの育成と強化に生かしてもらうことが目的。内田氏はアンダーカテゴリーの日本代表合宿などに参加して指導している。その後、中村憲剛氏、阿部勇樹氏も就任し、活動している。

