日本代表は15日午後7時10分から、愛知・豊田スタジアムでの国際親善試合でエルサルバドル代表と対戦する。森保一監督は14日の記者会見で布陣について「4-1-4-1でスタートするということを現段階では予定している」と明かした。
森保ジャパンで、中盤の中央の3人を逆三角形にした布陣でスタートしたのは11試合あり、8勝1分け2敗。初めて採用したのが崖っぷちで迎えた21年10月12日のFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会のアジア最終予選オーストラリア戦(埼玉)だった。
引き分け以下なら森保監督の進退が問われた一戦で、底のアンカーに遠藤航、その前のインサイドハーフに守田英正と田中碧を並べた。この変更が奏功し、日本は2-1で競り勝った。以降はこの配置が鉄板になり、6連勝でW杯本大会の出場権を獲得した。
この変更と同時に台頭したのが前線のサイドアタッカー2人。伊東純也は日本の最長記録に並ぶ最終予選4試合連続ゴールをマークし、三笘薫も本大会出場を決めた22年3月24日のオーストラリア戦(シドニー)で代表初ゴールを含む2得点を挙げた。基本にしていた従来の4-2-3-1と比べ、より攻撃的な4-1-4-1はアジアを勝ち抜くには有効だった。
だが、22年6月6日の国際親善試合ブラジル戦(0-1)と、同14日のキリン杯チュニジア戦(0-3)は無得点で敗戦。W杯出場国には遠藤の両脇のスペースを突かれ、攻撃面でも機能性を失った。森保監督は「これからの戦い方を考えたときに、相手の力が最終予選から格段に上がる」と、その後はボランチを2人に戻し、3バックも併用した。
今回の対戦相手のエルサルバドルはFIFAランキング75位で、20位の日本より格下。19年6月9日の国際親善試合でも対戦し、日本は2-0で快勝している。森保監督は「押し込む展開にしたい。攻撃は素早く縦にゴールに向かうことを一番に考えたい。カウンターを受けないように攻めきる」と言った。
3月の2試合は強豪のウルグアイ(1-1)、コロンビア(1-2)と対戦して未勝利だった。今回はより攻撃的な布陣に変更し、FIFAランキングで差のある相手から、まずはW杯後の初勝利を狙う。

