サッカー日本代表(FIFAランク20位)は今日20日、国際親善試合キリンチャレンジ杯(大阪・パナソニックスタジアム吹田)でペルー(同21位)と対戦する。チームは会場で冒頭以外を非公開にして最終調整。FW古橋亨梧(28=セルティック)は1トップでの先発が濃厚となっている。今季のスコットランドリーグ1位の27得点を挙げ、その得点率は驚異の36・5%。勢い止まらぬ男が、15日のエルサルバドル戦に続くゴールで代表定着へアピールする。

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欧州屈指のシュート精度を持つ古橋が、ペルーのゴールをこじ開ける。

セルティックでリーグ制覇した今季は、74本のシュートで27ゴールを積み上げた。得点率は36・5%と、3本打てば1本入る計算だ。エルサルバドル戦では後半20分から出場し、8分後の28分にヘッド弾。シュート1本で結果を残した。

「うまくボールがくればゴールできると確信している」と、言葉にも好調をにじませる。

ペルー戦でもチームは4-1-4-1の布陣を継続する見通し。2列目は左に三笘、右に伊東、そして中央には鎌田の先発も見込まれる。エルサルバドルよりも守備が堅い相手になるが、両サイドにはクロス、後方にはスルーパスの出し手がそろっている。

「みんなでスペースを作って、一瞬のすきを見つけてチームに貢献できれば」

2戦連続ゴールのイメージはできあがっている。

スコットランド1年目の昨季はリーグ12得点。2年目で得点数を倍以上に伸ばした。DFの不意を突き、ワンタッチでゴールをさらうスタイルを確立した。

自身は「ゴールにパスするように。枠に飛ばすことしか考えていない」とシュート時の感覚について語る。「たとえば1試合でタッチ数が10回とか、少なかったとしても、そこで1本決めればいい。メリットデメリットはあるが、自分はそれで続けてきた」。

1発で仕留めるストライカーの自負。エルサルバドル戦でも、結果で示した。

この日は公開された冒頭約15分間の練習で軽やかに体を動かし、仕上がりのよさをうかがわせた。

森保監督も「(クラブで)結果を出したことで、周りの選手が特長を認識し、引き出そうとしている」と、得点の兆候を口にした。

次はペルーをあざむき、ゴールを陥れそうだ。【岡崎悠利】

 

<今シーズン日本代表FW2人と欧州主要リーグ得点王の得点率>

◆スコットランド=古橋亨梧(セルティック)SH74本、27ゴール=得点率36.5%

◆ベルギー=上田綺世(セルクル・ブリュージュ)SH89本、22ゴール=得点率24.7%

◆プレミア=ハーランド(マンチェスターC)SH107本、36ゴール=得点率33.6%

◆スペイン=レバンドフスキ(バルセロナ)SH112本、23ゴール=得点率20.5%

◆フランス=エムバペ(パリ・サンジェルマン)SH112本、29ゴール=得点率25.9%

◆ブンデス=エンクンク(ライプチヒ)SH56本、16ゴール=得点率28.6%

◆ブンデス=フュルクルク(ブレーメン)SH67本、16ゴール=得点率23.9%

◆セリエA=オシムヘン(ナポリ)SH105本、26ゴール=得点率24.8%

国際親善試合エルサルバドル戦、ペルー戦代表メンバー