なでしこジャパン期待の若手DF石川璃音(20=三菱重工浦和レッズレディース)が「飲酒はワールドカップ(W杯)で優勝してから」と宣言した。
4日に20歳の誕生日を迎えた石川は千葉県内で行われた同日の練習後にメディアに対応。「昨日(3日)の夕ご飯の時にみんなにお祝いしてもらって。ハッピーバースデーの歌を歌ってもらいました。その時に『ワールドカップで優勝してみんなでお酒を飲みたいです』って言いました。だからそれまで飲まないでおきます」。初めてのお酒はW杯での勝利の美酒にすると笑顔で誓った。
JFAアカデミー福島出身の石川は、昨年行われたU-20女子W杯で日本の準優勝に貢献。しかし1-3で敗れたスペインとの決勝での悔しさは、心に深く刻み込まれた。「自分は何もできなかったというのがあって。準優勝で良い結果だったっていうのは、すごい思いますけど。聞かれたときに悔しいを通り越して、恥ずかしいという、そういう気持ちになってしまってて。今後、胸を張って代表で責任を持ってプレーできるように、サッカーノートに自分に足りなかったことを書き込みました」という。
今季前線からセンターバックへとコンバートされ、WEリーグでMVPを獲得したクラブの先輩、元なでしこジャパンの安藤梢からはW杯へ向けたアドバイスももらってきた。石川は「まず、けがなくやるということはすごい言われてて。それにプラスして、今までのなでしこのことも教えてもらった。いい環境になってきたのも、そういう先輩方のおかげですし、過去の先輩方の歴史もしっかり頭に入れながらプレーしなければというのはすごい感じました」
「(安藤は)準備も何もせずに、ただ気持ちで『出たい、出たい』と言って、何も残せなかった、というのも聞いたので。それはしてもらいたくないから、出てどういうプレーをするかっていうのを考えてやらなきゃというのも言われたので。練習から、考えながらプレーしてます」などと説明した。
なでしこジャパンが11年女子W杯ドイツ大会で優勝した時にはまだサッカーをやっていなかった。だがあのチームに触発されてまず姉がサッカーを始め、1年後には石川もボールを蹴っていた。そのあこがれの舞台に自分が立つ。「小学校に自分が行ったらキャーと言われるぐらいの選手になりたいですし、もっとみんなに知ってもらえる選手になれるように。なでしこがもっと広まり、サッカーをやる女子も増えるように。今回のこのワールドカップが大事になってくると思う。絶対に結果を残して帰ってきたいと思います」と意気込んだ。

