パリオリンピック(五輪)1次予選を兼ねるU-23(23歳以下)AFCアジアカップ(アジア杯)予選を突破したU-22(22歳以下)日本代表が13日、開催地のバーレーンから帰国した。

午後11時半すぎ、現地解散となった海外組を除き、細谷真大(柏レイソル)、高木幸太(川崎フロンターレ)、松木玖生(FC東京)ら国内組メンバーとスッタフが到着ロビーに姿を現した。長旅にもかかわらず、疲れた様子はなく、リラックスした表情でロビーを通過していった。

チームはパキスタン、パレスチナ、バーレーンと同組で、中2日の3連戦というタフな日程を戦い抜いた。中東の厳しい環境の中で、パリ五輪への第1歩を確実に進めた。取材に応じた大岩剛監督は「選手にとっては過酷な環境だったので、その中の3試合で、内容うんぬんはありますけど、一応最終予選に進めたっていう事実を評価したい」とうなずいた。

パキスタン戦は6-0で大勝するも、パレスチナに1-0、バーレーンに0-0と苦しい戦いも経験した。収穫については「この3試合を、中2日で戦えたっていうのが収穫」とし、「課題はやはり、俗に言うアジアの戦いが難しいっていうね。大まかに言ってしまえばそうなんですけど、レフェリング環境とか、いろんなものが、自分たちでコントロールできないことは多々あるので、そういう部分を学んだというか、みんなが経験したことは、次の最終予選につながればいいかなとは思います。しっかりと準備した上で戦いに臨むっていうことは、非常にいい経験になったんだなと思いますね」と続けた。

来年4月から、パリ五輪を目指して、U23AFCアジア杯カタール大会に挑む。同大会3位までがパリ五輪出場権を獲得し、4位はアフリカ勢とのプレーオフに回る。

同大会は、国際マッチウイークではないため、クラブ事情も鑑みて、思い通りに選手を選出できない可能性も大いにある。「出場国がもうほぼほぼ決まったので、分析もそうですし、あとは各チームとの交渉というか、選手を出してくれるかっていうところになってくるので、まあ、徐々にそういうモードに入っていければいいかなと」と気を引き締めた。

U-22日本代表は、メンバーを入れ替えて、20日から始める中国・杭州アジア競技大会に臨む。