U-22(22歳以下)日本代表が中国・杭州で行われているアジア大会の決勝トーナメント1回戦で、U-24(24歳以下)ミャンマー代表と対戦し、MF佐藤恵允(ブレーメン)が先制点を決めた。

今大会2度目の先発となった佐藤は前半12分、左サイドに開いたMF日野翔太(拓殖大)のクロスをペナルティーエリア内で受けると落ち着いて相手DFをかわしてゴールネットを揺らした。

佐藤は明治大学4年ながら、大学サッカー部を退部して今夏、ドイツ1部ブレーメンに移籍。加入当初はブレーメンU-23でプレーしたが、8日には、トップチームのテストマッチデビューを果たすなど、勢いに乗っている。推進力が武器で、移籍前には「ブレーメンで結果を残すことがパリオリンピック(五輪)につながると思うので、これからもブレーメンでの日常で結果を出しての合宿とか遠征とかに呼ばれて、そこでもしっかり結果を残してパリ五輪に選ばれればいいなっていう風に思います」とパリ五輪への思いを語っていた。その言葉通り、異国で活躍を続け、代表でも結果を残した。

【アジア大会】U22日本代表、8強入りなるか ミャンマー戦/ライブ速報