【コロンバス(米オハイオ州)10日(日本時間11日)=佐藤成】日本代表は来年のW杯北中米大会を見据えたメキシコ、米国との米国遠征を終えた。今回のテーマの1つだった長距離移動と時差を含めたコンディション調整はチームの目にどう写ったのか。
チームは西部米カリフォルニア州オークランドで行われた6日(同7日)のメキシコ戦から約13時間後にチャーター機で中西部のオハイオ州コロンバスへ飛んだ。距離にして約3000キロ。移動時間は約5時間を要した。時差は3時間で米国戦まで中2日だった。
選手たちの反応はまちまちだった。MF三笘のように「問題ないです」と何度も強調する選手もいれば、MF久保のように「1日が感覚的には短くなりますし、ちょっと厳しかった」と本音を吐露する者もいた。
一方で全体をマネジメントする立場の森保監督は西から東への移動における時差が大きな影響を及ぼしたと振り返った。「(時差の)プラス3とマイナス3はまったくの別次元で。もうけた時間と失った時間でこれほど違うんだというのは今回すごく感じた」。西から東への移動すると時差の関係で過ごす1日の時間が短くなり、リカバリーの面で苦戦。米国戦でゴール前など最終局面で出力が弱かった原因と分析していた。
選手やスタッフの声は今後ベースキャンプ地選定などの参考にもなる。本番約9カ月前。試合結果は低調だったが、ピッチ外の観点で収穫は十分あった。

