仙台がアウェーで柏を破り、今季公式戦初連勝を決めた。スコアレスで迎えた後半24分に、MF富田晋伍主将(29)が流れの中から右足で流し込み、値千金の一撃。チームはこの1点を守りきり、敵地で2戦連続の完封勝ちを収めた。

 ナビスコ杯では11年以来5年ぶりの得点を決めた富田は「こぼれ球を狙いゴール前まで上がっていたのでうまくボールが来て決められた」と笑顔。渡辺晋監督(42)は「シンゴ(富田)は頼もしいキャプテンになってくれたと思います。今日(得点を)決めたことで今後も意欲を持ってくれれば」などと話した。