アジア勢初の決勝進出を決めた鹿島の新星FW鈴木優磨(20)が、ダメ押しの3点目を決めた。後半39分から途中出場すると、ピッチに立った直後の同40分にFW金崎の右クロスを、ファーサイドで合わせた。

 得点が決まったのを見届けると「どうだ!」とばかりに、コーナーフラッグ方向に走ると、ジャンプしながら反転して両腕を広げるゴールパフォーマンスを披露。欧州最優秀選手に輝いたRマドリードのクリスティアノ・ロナルドをまねたポーズで、場内を沸かせた。

 11日の準々決勝マメロディ・サンダウンズ戦では、途中出場からFW金崎の得点をアシスト。高卒2年目ながら、短い出場時間でも、ここ2試合で1得点1アシストと結果を残している。

 18日の決勝(横浜)ではスター軍団のRマドリード(スペイン)-クラブ・アメリカ(メキシコ)の勝者と対戦する。鈴木は「レアルが(15日の準決勝で)勝ってくれないと困る。次は(Cロナルドの)目の前まで行って(得点パフォーマンスを)やってやります」と2戦連発を宣言した。