鹿島FW金崎のクラブW杯初先発が決定的となった。非公開で行われたセットプレーなどの連係確認では主力組に入ったもよう。Rマドリード戦に向け「大会が長くできた。やっと帰れる」と冗談を交えながら「(最後に)点をとって鹿嶋にね」と締めた。

 左足首捻挫を考慮され出場時間が短い中でも、準々決勝のマメロディ・サンダウンズ戦で1得点を挙げ、最優秀選手に選出されるなど、今大会2得点1アシストの活躍。Jリーグのチャンピオンシップ準決勝川崎F戦の決勝ゴールから“ポストシーズン”6戦5発と好調だ。

 全体練習後はシュート練習に加え、ダッシュなども繰り返し、できる限りの準備は整えた。今大会2得点は、チームメートのMF遠藤、クラブ・アメリカFWロメロ、全北MF金甫■と並ぶ。世界一への殊勲のゴールで、12年の佐藤寿人(広島)以来となる日本人得点王も狙う。

■は日の下に火