決勝でJ1覇者の鹿島が欧州王者のレアル・マドリード(スペイン)に健闘したが、延長の末に2-4で敗れてアジア勢初の優勝はならなかった。Rマドリードは2大会ぶり2度目の制覇。賞金500万ドル(約5億7500万円)を獲得した。

 先制を許した鹿島は前半終了間際、柴崎が同点ゴール。後半立ち上がりに柴崎が再び決めて勝ち越したが、ロナルドのPKで追い付かれた。延長に入り、ロナルドに2ゴールを奪われ力尽きた。Rマドリードは欧州と南米が対戦した前身のインターコンチネンタルカップ、トヨタカップを含め5度目のクラブ世界一。ハットトリックを決めたロナルドが最優秀選手に選ばれた。

 3位決定戦はナシオナル・メデジン(コロンビア)がアメリカ(メキシコ)に対し、2-2からのPK戦を4-3で制した。

 来年はアラブ首長国連邦(UAE)で開催される。