元サッカー日本代表で、68年メキシコ五輪で銅メダルを獲得した桑原楽之(くわばら・やすゆき)氏が1日午後0時20分、肺炎のため広島市内の病院で亡くなった。74歳。

 広島県出身で、FWとして中大から65年に日本リーグの東洋工業(現広島)に入団、71年までプレー。通算94試合に出場し、53得点21アシストを記録した。日本代表では国際Aマッチ12試合出場5得点。メキシコ五輪は2試合に出場した。通夜は2日午後6時から、葬儀・告別式は3日午前11時から、いずれも広島市南区皆実町3の3の19、光徳会館で。喪主は妻和子(かずこ)さん。