6月末で退団するガンバ大阪FWパトリック(29)が24日、吹田Sでお別れイベントを行った。600人のサポーターに約2時間かけて1人1人に丁寧にサインした。パトリックは「自分も感動的な気持ちになった。感謝しかない」と頭を下げた。

 14年途中に加入。19試合9得点で同年の3冠獲得に貢献した。当時J1では首位と最大勝ち点14差あったが、大逆転で優勝。ブラジル人FWは、やはり3冠獲得がG大阪での一番の思い出だと言い「(加入当時の)スタートは難しい状況だったが、どんでん返しした。僕たち以外どんでん返しするとは思っていなかった」と笑った。

 25日のホーム川崎F戦がG大阪でのラストマッチとなる。