ホームの京都サンガＦＣが試合終了間際のＭＦ小屋松知哉（２２）の決勝点で、連敗を２で止めた。群馬は５連敗を喫した。

　ザスパクサツ群馬は前半２９分、ＭＦ松下裕樹（３５）の右ＣＫにペナルティーエリア内のＤＦチェ・ジュンギ（２３）が合わせたが、ゴール左にそれた。

　京都の好機は前半ロスタイムだった。ＤＦ石櫃洋祐（３３）が敵陣深くから右クロスを供給。２トップを形成するＦＷケヴィン・オリス（３２）とＤＦ田中マルクス闘莉王（３６）がゴール前でぶつかりながら得点を狙ったが、枠をとらえられなかった。

　京都は後半３０分、ＤＦ本多勇喜（２６）のパスにＤＦ闘莉王が頭で合わせたが、群馬ＧＫ牲川歩見（２３）に阻まれた。

　群馬は試合終了間際に何度も好機をつくったが、京都ＧＫ菅野孝憲（３３）が好セーブを連発。

　京都が、試合を決めたのは同ロスタイムだった。ＦＷエスクデロ競飛王（２８）が頭で落とし、ＭＦ小屋松が頭で押し込んだ。

　４試合ぶりの白星を挙げた京都は、勝ち点を２８に伸ばした。